「ファイアボール」が素晴らしすぎる件

ファイアボール」というアニメ、フィギュアとかでキャラは知ってたのですが、tekitouotokoさんとこでニコニコに上がってるのを知って本編を初めて見てみました。

というか、てっきりディズニー制作の普通のアニメだと思ってたんですが、1話あたりだいたい1分半から2分で終わる、シュールなショートCGアニメでした。
しかも全13話ということで最初から最後まで通して見ても23分(アニメ1話分)。時間のない人にもおすすめですね。
ディズニーということで変に構えず、真剣に見るというより肩の力を抜いて見るのがいい。それもできれば全話ぶっ通しで。すると4,5話終わったあたりで中毒になってきます。というよりテンポがいいので止め時が見つからない。
堅苦しく考えすぎて意味わかんないと言う人もいるのかもしれませんがそういう人は放っておく方向で。好きな人は好きな作品ですから。
こういう、無駄に最先端のCG技術を使うけどシュールで会話が面白くて最後投げっぱなしっていうショートアニメがなんか好きなんだけど、同時に懐かしさも感じて、いったい何に通ずるのかと思ったら気付いた。ウゴウゴルーガだった。
ウゴウゴルーガが好きだった世代としてはシュールなCGショートアニメが嗜好に染みついてるから好きにならずにはいられないんですね。


あと背景世界には、人類と機械との戦争が2万年続いてるとか、イルカが絶滅してるとか、なんか重くもできそうなSF設定がありそうな上でこのくだらなさってのもたまりませんね。ちょっと最終話は感動してしまったけれど。
名前間違えのお約束ネタとか、わかる人だけニヤリとできるパロディ(銀河ヒッチハイクガイドの「三番目に知能の高い生物」とかツトムくんとか)も楽しい。
ドロッセルお嬢様のいちいち可愛いポーズとか、言語感覚(「芋煮会!」「ほろ甘!」)も、素晴らしすぎる。好きすぎる。
個人的には4〜7話あたりがお気に入りです。おすすめおすすめ。


figmaとか、特典がいっぱい付くのでDVDも買おうと思ったんですが、現在amazonで品切れ状態です。もっと数量増やしてください!