春ゆきてレトロチカ 感想

『春ゆきてレトロチカ』完全クリアしました。

www.jp.square-enix.com

 

実写動画を観ながら進めていくミステリゲーム。

 

ネタバレ厳禁ということもあり先に結論だけ書きますが、「物語」にはわりと満足。ただゲームシステム・ゲームデザイン的な点を中心に少し不満あり、って感じでした。

かまいたちの夜』みたいなミステリゲームが好きだ、などの人は満足できるのではないでしょうか。あとやってて思い出したのは『やるドラ』シリーズ。

逆に言うと、どれだけミステリが好きかでオススメ度にだいぶ幅が出るなあ、とも思いました。

 

以後、完全なネタバレは避けつつもインプレッションを書きますので未プレイの方は注意。

物語部分は、トリックのいくつかには腑に落ちないところもあったけど、「大ネタ」がやられたって感じですごいよかったです。伏線回収がね……ほんとよかった。

 

ゲームシステムに関しての不満点は、まず「仮説」パートがあまり楽しくなかったこと。個人的には単なる絵合わせの「作業」にしか思えなかったし、傾いてる文字が見にくくてストレスがたまるのもなんとかしてほしかった。あれ、要諦は「道を作る」ってことなんだから真上から俯瞰したUIでも別によかったでしょ。

正解もハズレもごちゃまぜにした「仮説」を手に入れていく、ということをやらせたいのはわかるのですが、もう少しシステム練り込んでほしかった。

 

あと個人的に物足りなかったのは、(完全)クリア後要素がほぼないこと。

物語を見せたいのはわかるのでマルチエンディングにする必要は別にないと思うんですが、それでもおまけシナリオみたいなものを入れることを阻むものではなかったと思います。『428』とかだってあったわけだし。

チュンソフトのゲームで育ってきてるから、そこがないと「ないのかー」とは思っちゃいましたね。ましてやフルプライスのゲームなわけだし。動画で作るのは大変なのはわかりますが、それこそ文章だけでも入れてほしかったな。

 

とはいえ、繰り返しますが「物語部分」には僕は満足したので。この手のミステリゲームはいいもんだなあ、もっと出ないかなあ、と改めて思ったのでした。

ヘンタイ・プリズン感想

(途中までネタバレなし、後半ネタバレあり)

Qruppoさんから発売中の18禁ゲーム『ヘンタイ・プリズン』をクリアしました。

qruppo.com

ErogameScapeでえらい高評価だったのと設定に惹かれたからです。前作『ぬきたし』(抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?)は体験版だけプレイしてて未プレイ。

 

やー、長かった。

久しぶりにシナリオで魅せる大作エロゲーをやった気がする。40時間ぐらいかかったかな。

最初に結論を言うと、いくらか不満点はあれど、とても面白かったです!

 

まず、無限に湧き出てくる下ネタ、振り幅の広すぎるパロディネタ、キャラクターのかけあいなど「テキストの面白さ」が素晴らしい。これだけでゲームをやった価値はあったしQruppoというメーカーの人気がわかった気がしました。これはオンリーワンやね。まあ、基本が下ネタなんで肌に合わない人は合わないでしょうが、僕はちんこまんこで笑う大人です。

正直嫉妬するレベル。

一方、テキストが素晴らしかった反面、話全体を通した時の「シナリオ」にあまりにも強引な展開が散見されたのはやや不満でした。

基本的には「ピンチになる」→「主人公の機転で切り抜ける」を繰り返していくのですが、その解決法において、「それ運任せすぎね?」みたいなことを思ってしまうと、少し気持ちが冷めてしまった。

予想を裏切るのはいいんですが、もう少し伏線みたいなものを事前に置いておいてくれると納得感が増したと思います。恐らく、制作者さんは『カイジ』みたいなことをやりたかったと思われるので……。「してやられた」感あってこそ逆転のカタルシスでは……? などと思いました。

とは言いつつ、「物故ろしてやるぜ、ベイビー」って決めゼリフと共に「Execute you」が流れたらまあいいか、ってなっちゃいはする。ずるいね。

 

 

(ここから下、ネタバレありでルートの詳細に触れています)

 

3人のヒロインルートとグランドルート、好きだった順に言うと

ノアルート>グランドルート>千咲都ルート>妙花ルートです。

 

ノアルート

グランドルートよりノアルートを評価してるのは、このルートがソフィーヤ・シコレンコの物語として圧倒的に美しかったからです。このルートのソフりん好き。こんな風に報われたら泣いちゃうよ。

ノアと柊一郎の、「欠けた場所を補い合う」んじゃなくて「同じ場所が欠けた二人」って関係性もめちゃ良いですね。あと自分だけ彼女だと思い込んでたノアのリアクションよかった。あああああああ。

千咲都ルート

基本的に通貨の価値というものを考える話が好きなので、パコルまわりの話やギャンブルや控除率のシーンは非常に面白かったけど、それと最後の夕顔の倒し方が気持ち良く絡んでいかないのはちょっともったいなかったかなーと思います。生理周期を必死で計算する千咲都はかわいかったです。自己肯定感の低い子を甘やかすのも好き。

妙花ルート

どっちかって言うと、ルート終わった時に印象に残ったのはシスター・ジュリアの狂いっぷりや太田部筆頭の魅力だったかなー。柊一郎が自分を曲げてヤクザになるのもちょっと好みの展開ではなかったです。たえ会議は好き。洗脳の仕組みは伏線があってよかった。見たことないほどのメス顔はよかった。



グランドルート

ネットで「ショーシャンクの空に」をなぞりすぎって意見を見ましたけど、個人的にはあれはもう古典だと思っているので特に気になりませんでした。

最後のアマツくんとの会話は良かったんですけど、グランドルートに入るときに一旦気持ちをリセットしちゃったので、やや唐突な感じはしたかなー。

基本的に、どのルートでも湊柊一郎は主人公として大好きです。

おじさん、クロスチャンネルで育った世代やからね、欠けてるものがあるキャラがそれを埋めて人間性を得る話ってどうしてもツボなんよ……。

 

そんなわけで好きだったキャラは柊一郎とソフりん。

思ったよりぬきたしから地続きだったので前作やってりゃよかったかなーと少しは思ったけど、まあ単体でも充分楽しめたかな。ぬきたしにも興味持ちつつ、Qruppoの次回作も楽しみになりました。

なにより、今の時代にこれだけシナリオでちゃんと魅せようとする大作エロゲーを作ってくれる会社を応援せざるを得ないのが心情ですね。

がんばれQruppo。

 

好きだったセリフ・ネタ

パコエンとか前戯王のネタ、笑う

すいません

もの尻博士ってなんだよと思ったら破瓜せの二段オチで笑った

ア便ジャーズとキャプテン・アヘり顔、重要だった

タケラムの「Echoes of the Eye」配信にコラムを寄稿しました

タケさんとラムさん(合わせてタケラム)という配信者のOuter Wilds DLC 「Echoes of the Eye」実況が完結したのを記念して、振り返り配信回にコラムを寄稿させていただきました。

以前のOuter Wildsクリア者向け記事で、ゾンビ入門動画の一つとしておすすめしていた配信者さんですが、ことDLCに至ってお見事という他ない完成度になったのでほんとおすすめです。ということを未視聴者にも伝えるべく賞賛を詰め込みました。

 

寄稿したコラムの文章はこちらです。

 

コラム『きみはタケラム配信に宇宙の特異点を見たか』
                 砂義出雲(作家)

 

「Outer Wildsゾンビ」という言葉がある。

これは、Outer Wildsというゲームの魅力に魂を引かれ、
ゲームをクリアしてしまった後もそのことを受け入れられず、
動画や記事を巡るようになってしまった哀れな生き物のことを指す。

 

なぜかOuter Wildsの記事が頻繁に載り続ける
「ねとらぼ」などの影響もあり、
近頃はこの言葉をインターネット上の思いも寄らぬところで
見かけたりするようになって驚くことがあるのだが、
実はこの言葉、インターネット発の言葉にしては珍しく
明確な出典がある。

それが、今回紹介する「タケ」と「ラム」という
二人の配信者によるOuter Wilds実況だ。

 

「Outer Wildsゾンビ」という言葉は、具体的に言うと
2020年11月28日、タケチャンネルのYouTubeライブ
『Outer Wilds 2人でプレイ#11』
その2時間12分34秒時点でラム氏の口から生まれた。

 

この「Outer Wildsゾンビ」という言葉は画期的な発明だった。

それは、終わってしまったゲームの初見プレイ感を取り戻そうと必死で
実況にしがみつく後ろ暗さや、「噛んだ」人間がOuter Wildsの魅力に
次々に感染していく様など、その言葉の語感があまりにも適切だったからだ。

言うまでもなく私もゾンビの一人なのだが、
我々ゾンビは名前を付けてもらうことによって
そこに明確な自意識が生まれ、人生が充実したと思う。
ゾンビの身としては感謝してやまない。

 

上記のエピソードからもわかるように、
「タケラム配信」の魅力は第一にその言語感覚によるものが大きい。

攻略においては「知のラム、技のタケ」などと
呼ばれるが、私に言わせてもらえば「言語のタケラム」だ。
この度完結したOuter WildsのDLC『Echoes of the Eye』配信
でもその言語感覚は遺憾なく発揮され、
「焼き屋」「マネキ」「爪兵器」などの言語感覚には
他の配信にないオリジナリティがあった。素晴らしいと思う。

 

そして、タケラム配信に私がもう一つ惜しみない賞賛を送りたいものは、
ゲームに対するアプローチだ。

ゾンビ的な観点からすれば、
Outer Wilds配信において一番嬉しいのは
Outer Wildsに対する「考察」「自分の考え」を
積極的に喋ってくれる実況者である。

その観点から見ても、タケラムのOuter Wildsに対する
アプローチ、積極性は群を抜いていた。
本編プレイ時から元々理解度の高かった
二人ではあるが、DLC編に入って二人の理解度は
幾何級数的に増加していた。

それは恐らく、タケラムの二人がお互いに
Outer Wildsを友人にプレイさせたりして、
自分たちもOuter Wildsというものへの理解と愛を
究極まで熟成させてからDLCをプレイしてくれたからだと思う。

その熟成期間を置いて満を持して行われた
タケラムのEchoes of the Eye配信には、
伝説のバンドが再結成するような一大イベント感があった。
例えるなら、セックスピストルズの再結成、
ビートルズゲットバックセッション。
ゾンビたちにとって、タケラムのEchoes of the Eye配信は
それらに匹敵する大イベントだった。

さらに、ここまでやるかとばかりにイラストを多用した配信前の振り返りは、
もはや美術品としても非常に高い価値を持っていると思う。
比肩するならば、「ダ・ヴィンチモナリザ」、「ミロのヴィーナス」、
「ラムの振り返りイラスト」である。
(これはラム氏が同人誌にして頒布予定であり、
何を差し置いても手に入れなければならないと思っている)

 

かくして、タケラムのDLC配信は最高のものになったわけだが――

良い実況配信というものが成立するためには
実はもう一つ大きな要素がある。
コメント欄だ。

自分もその一員だった身として言うのは少し面はゆいのだが、
タケラム配信が生んだ「ゾンビ」たちによるコメ欄は、あまりに美しかった。

数千人規模の配信や、Vtuberの配信などになると
コメ欄の治安はどうしても悪くなる。
だが、タケラム配信のコメ欄は、誤解を恐れずに言えば完璧に「ちょうどよい」ものだった。
過疎ということもなく、かといって統制が取れないということもなく、
まるで宇宙の特異点そのもののように、美しく、力強く煌めくものだった。

 

それは、タケラムの生み出した
『ゾンビ』という概念があまりにも的確に
我々の形象をかたどって、
ただ一つの念によって動いていたからに他ならない。

すなわち――こうだ。
これからプレイする人に最高の旅をしてほしい。
そして、最高の旅の一員に自分も加わりたい。

 

それだけのために集まった集団の、なんと感動的なことか。

かくして、完璧な理解度でゲームに臨んだタケラム、
最高の旅を見届けたコメント欄、
そして言うまでもなく我々を導いてくれたOuter Wildsという傑作ゲーム。

スターピースの実況者、マスターピースの視聴者、マスターピースのゲーム、
その三位一体によって、『Echoes of the Eye』の実況・決定版とでもいうべき
最高の実況配信が生まれてしまった。

その結果が、ラストシーンでのラム氏の慟哭につながっていることは疑いようもない。

 

自分もその最高の旅の一部になれたことを
誇らしく思うとともに、
Outer Wilds配信といえば「タケラム」と
これからも全人類にお勧めしていきたいと思っている。

ありがとうタケラム、ありがとうOuter Wilds。
願わくば、いつかまた別の宇宙で。

 

上記のコラムを寄稿させていただいた振り返り配信回を含むYouTube再生リストはこちら(振り返りなのでネタバレ注意)。

www.youtube.com

ファンアートの数がすごくて本当に愛されてる配信だなーと思います。

 

なお、コラムや動画内でも触れていますが、上記のコラムはラムさんが今夏発行予定のタケラムの軌跡を振り返る同人誌にも収録される予定です。ファンアートがいっぱい入ったOuter Wildsの同人誌ですよ。家宝にしなくていいんですか? するね、間違いなく。

一般流通はなくラムさんに直接連絡した方だけいただけるそうなので、Outer Wilds好きの方は間に合ううちにぜひタケラムの動画を観てタケラムにハマってラムさんに連絡など取ってみてください。

おすすめです。

『Outer Wilds : Echoes of the Eye』をクリアした人がまだ知らないかもしれないこと(全部ネタバレ)

Outer WildsのDLC「Echoes of the Eye」をクリアした人が、まだ知らないかもしれない情報・小ネタのまとめです(攻略や考察ではありません)。100%ネタバレ記事になりますので、Echoes of the Eyeをクリアしていない人は絶対に見ないでください

本編のものも後日書く予定。

もくじ

1 DLCのエンディングについて

この記事を書こうと思った大きな理由の一つです。

「彼」に会った後、川辺で「イカダ」の出てくるビジョンを見ることができますが、そこでDLCが終わりだと思ってゲームをやめてしまっている人がしばしば見受けられます。

個人的には、このDLCの「エンディング」はそこではないと思っています。

あなたがその後にすべきことは、「本編エンディングの再訪」す。(白背景なら反転で文字が出ます)

なぜ、このDLCが本編に挿入される「追加」コンテンツでなくてはならなかったのか……その答えがここにあります。

どうか「彼」と一緒に新しい宇宙を見てあげてください。

(※追記 パッチ1.1.12以降、彼がビジョントーチを置いていくシーンで地面に「足跡」が追加されています。彼がどこに行ったのか、その足跡を辿ればわかるようになりました。なりました……)

 

ちなみに、143億年後の世界の新しい分岐条件は以下のようになります。

Solanumに会った→カマキリ種族が出現

囚人に会った→左に青い池が出現

Solanum+囚人に会った→カマキリ種族とランタン種族と青い池が全部出現

(付加条件:宇宙の眼でリトルスカウトをロストしている→リトルスカウトが画面に向かって飛んでくる)

 

2 ビジョントーチ完全版の条件について

DLCをプレイする前に「ビギナーズラック」のトロフィーを取ろうとした、別のプラットフォームで本編をプレイした、などの理由で本編の航行記録がスカスカになっている人もいると思います。

実は、本編の航行記録が埋まっていない場合、「ビジョントーチ」を使って映し出される映像がショートバージョンになってしまっています

具体的に削除されているシーンは2つ。「Nomaiがこの星系にやってきた顛末」、「Nomaiの最期」です。

この2つのシーンが見られるようになるフラグ条件は、

①「船」の下部にあるレコーダーを聴く or 脆い空洞の旧居住地にある3枚の壁画を見る

このどちらかで「Nomaiの顛末」

②侵入者の最奥、Pyeの横にあるレコーダーを聴く

で「Nomaiの最期」が映像に追加されます。

逆に言えば、ここだけ埋めちゃえば最短で完全版が観られます。ほんのわずかな違いですが「すべてがつながっていた」ことがわかる瞬間は鳥肌ものなので、再訪の価値はありますよ! あ、上記のように完全にデータを消去しちゃってた人はエンディングに行く前に量子の月に行くのも忘れないように!

 

3 宇宙の眼に追加されたもの

宇宙の眼に着いたら、船の窓から(もしくは船を降りてすぐ)空を見てみてください。

そこに、とあるオブジェクトが一つあります。明らかに動いている小さなものをズームインするとわかりやすいです。

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このオブジェクトが何なのか、クリアしたあなたにはおわかりですね……。

一応白反転でお伝えすると宇宙の眼信号妨害装置す。

4 宇宙の眼に行ってからの変更点

・博物館1階の展示物に、DLCで得た知識の内容が追加されています。

・楽器を集める際、お墓を出した時に頭上を見上げると、そこには立派な土星(仮)が見えます。

・あと配信とかを観てると、ろうそくを吹き消した後に写真をよく見ていない人がしばしば……。ぜひろうそくを消した後の写真もちゃんと見直してくださいね。

・ちなみにお墓の楽器を取った後は、お墓の前に花が植えられます。うう……(泣)

 

5 隠しスライドリール

果てなき谷で、エレベーターが降りていくときにさっとエレベーターの上に乗って禁断の保管所2階に飛び移ると、たくさんハマっているスライドリールは取れないのですが、床に落ちている隠しスライドリールを一つだけ観ることができます。

(場所がわからなければ以下の動画を参考にしてください)

www.youtube.com

中身は本編中で唯一、燃えた部分が観られなかったスライドリールになっています。これを燃やすのは完全に隠蔽体質だよなあ……。

 

6 顔の削り取られた肖像画

燃え殻諸島、民家の一階から二階に上がる階段の途中に「片ツノが折れてるシカ族(仮)の肖像画」があるのですが、その顔面がグシャグシャに削り取られています。

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クリア済みの方ならもちろん意味がおわかりでしょう。ここまでせなあかんのですか。こわい。

 

7 Halくんに流れ者の言語の翻訳をお願いできる

Nomai語の翻訳ツールを作ったのは、観測所にいるHalくん。流れ者に行った後にHalくんのところに行くと、もちろん新言語の翻訳もノリノリで引き受けてくれます! それからどうなるかは自分の目で見届けましょう!

 

8 ダムの表面完全性

ダムにリトルスカウトをくっつけると、「表面完全性」として「崩壊までの時間」がわかります。脆い空洞で地表が崩れるまでの時間がわかったのと同じですね。

 

9 現実世界での構造物の中身

現実世界にある「構造物」の中にめり込ませるようにしてリトルスカウトで写真を撮ると、その中身を観ることができます。

(めりこませ方などがわからない方は以下の動画を参考にしてみてください)

www.youtube.com

彼はずっとそこに「いた」んですね……(泣)。

(※追記 パッチ1.1.12以降、中身をさらにはっきり見る方法ができました。詳細は以下「12」)

 

10 Echoes of the Eyeのイースターエッグ

果てなき谷で保管所に行く道の向かい側、隠し通路の中。不思議な音楽(曲名:Lost Waltz)の流れるちょっとだけカッコいい流れ者の肖像画と、無数のロウソク……。

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(行き方がわからない人は以下の動画を参考に)

www.youtube.com

 

VR世界、構造物に行く途中から見える小さな島に猫がいます。

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11 追加されたマルチエンディング

本編にはマルチエンドがいくつかありますが、DLCにも新たなエンドが2つ追加されています。

①ワープコアを取り外し、流れ者に来る

②ワープコアを取り外し、流れ者で死にログインする

しかし、この二つとも現時点(2021/12/12)で盛大に誤字があるというか日本語になっていません。「まがいなここにあるはるは」ってなんだよ。いずれ修正されることでしょう……。

一応、データとして入っている正しい日本語は以下。

超新星の影響が及ばないところで、気づけばあなたは放棄された世界の唯一の住人となっていました。まちがいなく、ここにある何かは食べられるはず?

②どれほどの時間が過ぎたのでしょうか? 彼らはもはやわざわざあなたを追いかけてこようとしなくなりました。時が過ぎ、さらに過ぎて、あなたの以前の人生はうろ覚えの夢となります。目覚めることさえできればいいのですが。

 

12 3つのパスワード

保管庫のパスワードですが、攻略上では一つしかわからないわけですが、すべてきちんと設定されてはいます。自分は海外掲示板で知ったのですが、総当たり……ではなくデータ解析で判明したそうです。なあんだ。パスワードは以下。

左(透明の橋を揃える)

  • ✨ (星)
  • 🌒 (1/4 月)
  • 🌔 (3/4 月)
  • 👁️ (目)
  • ✨ (星)

真ん中(イカダを呼び寄せる)

  • ✨ (星)
  • ☀️ (太陽)
  • 🪐 (土星)
  • 🔥 (火)
  • 🌔 (3/4 月)

右(橋のライトを消す)

  • 🌓 (1/2 月)
  • 🌔 (3/4 月)
  • 🪐 (土星)
  • 🌔 (3/4 月)
  • 🌓 (1/2 月)

ちなみに、このパスワードを使って封印を解いてから現実世界に帰っても、現実世界の封印が解けるということはありませんでした。残念……。

(2021/12/19追記)パッチ1.1.12以降、生きてこの封印を解くと現実世界の棺も開くようになりました! なりました……。

悲しい光景ですけど一見の価値はあるのでパスワードを入れて生きた状態で現実世界の棺を見るのもいいでしょう。

なお、データ解析した同氏によると、囚人の名前も設定されていて「Kaepora」と言うそうです。ゼルダの伝説シリーズに出てくるフクロウの名前がケポラ・ゲボラ(Kaepora Gaebora)なので、恐らくそこから来ていると思われます。

 

13(2021/12/24追加)グリッチ「Lucid Dream」紹介

最近、RTA界隈で発見されたグリッチ(バグ技)です。

「Lucid Dream(ルシッド・ドリーム、明晰夢)」というだけあって、なんと、夢世界の中を探査艇やジェットパックで飛び回ることができます。

流れ者に入るときに探査艇を乗り捨てていくかと思いますが、どういう仕様なのかその探査艇は夢世界の中に浮いたままになっているため、捨てていく場所の条件を満たすと流れ者が移動を始めるタイミングでその探査艇が夢世界の中に落下してくるようになります。

とても楽しいのですが、恐らく制作側の予期していないグリッチで、よくバグも起きるので、取り扱いは慎重にお願いいたします。何が起きても自己責任ということでこっそり楽しんでいただけたら……。

 

セットアップの手順などは以下に説明動画を用意しましたので参照していただけたらと思います。キーは三点一致と795m。

www.youtube.com

アフター6ジャンクションで『Outer Wilds』が紹介されていたので書き起こしてみた

マイフェイバリットラジオ番組『アフター6ジャンクション』(月~金 18時~21時・TBSラジオ)の10/28放送分でマイベストゲーム『Outer Wilds』の話をしてたのが嬉しかったので、記録がてら文字に書き起こししてみました。(怒られたら消します!)
ちなみに11/4までならRadikoタイムフリーでも聴けますよ!
それにしてもネタバレなしでゲームを面白そうに紹介するのうまい! 参考になる!(読みやすいように編集しています)


10/28(木) アフター6ジャンクション
出演:宇多丸さん、宇内梨沙さん(以下敬称略)

前半(18時26分頃~)

宇多丸 (前略)ゲームの話しようと思って。

宇内 あ、そうですよ。最近宇多丸さんがやってるゲーム。

宇多丸 そうそう、ファークライ6だの鬼滅の刃とかはまだやってないんですけど。
去年に出たゲームなんですけど『Outer Wilds』って……
ジニさんの話とかもちょろっと出たのかな、
非常に評価が高いインディーゲームで。
なんだけど、なんていうの、説明とかがあんまりない。
今どきのゲームってあれやれ、これやれって親切だけど、
そういうのを全部自分で見つけてくタイプのゲームで。

宇宙探索をしてくというかね。
ある太陽系を思わせる惑星系があって。
で、それが太陽が膨張してバーンとこう、二十何分かな、消えちゃうんだけど、その二十何分のタイムループの中で
それを色々謎を解いて、防いでくってことなのかな。
防いでくかどうかもわかんないんだけどさ。

で、操作が難しいっていうかちょっとわかんなくて。

宇内 そうなんですよね……。

宇多丸 買ったはいいけど、ちょっと投げ出してたの、序盤で。
これは宇内さんもやってね。

宇内 ほんとに、最初のステージがチュートリアルってことすらも説明されないから。

宇多丸 そうだよね、どれぐらいの重要性かってのがわからないから。

宇内 本当に何をすればいいのかわからないゲームなんですよね、一番最初。

宇多丸 ってなっちゃって、あるいは「操作が難しい」って思い込んじゃってて。
なんだけど、ディレクターのツノくんがですね、
「あれは確かにその難しい面もあるけど、ちょっとそれを乗り越えて、我慢して、
なんならプレイ動画とかを見て序盤のところはやり方を覚えてからでいいから、ちょっと先に進んでもらうといいです、本当にすごいですあれは!」
ってツノくんがプッシュするんで、始めたんですよ。

そしたらね。やっぱ序盤のもろもろは意外とそこは無視して良くて。
宇宙船の操作も簡単とは言わないけど、ぜんぜん覚えてくるとできるようになってくるわけ。自動操縦もあるし。
で、何が見えてくるか。
もちろん色々謎を解くというパズル……
しかも、すごく頭を使って解くパズル要素もあるんだけど。

それ以前に、自分がまったく知らないところに
自力で行って、自分の足で立って、
自分の目で知らない場所を探索するっていう
この喜びがね、ワクワク!
要するに純粋に「冒険と探索の喜び」がすごいあるのよ!

宇内 最近のゲームってたとえば左上とかに
ずっとミッションが出ますよね。
これこれしろ、こうなれ、とか。

宇多丸 そうそう、あそこに行ってこれやれ、
なんならマップ上でこれをつけてこっちの方に進めばいい、とか、
で、行くとこのボタンを押せ、とか出るじゃない。
そういうのはないんだけど、その分、
じゃあ行ったことないここに行ったら何が起こるんだろう、
ここはどういう仕掛けなんだろう、みたいな。
で、その仕掛けを自分が発見した時の
「なんて惑星(ほし)だ!」みたいな。

宇内 これぞゲーム!って感じなんですよね。

後半(18時56分頃~)

宇多丸 さっきのアウターワイルズってゲームの話、もうちょっとしていい?

宇内 もちろんです!

宇多丸 あの、探索してくんだけど、そこに、宇宙人ってか
先住民的人種がどうやらいたらしいと。
で、骨とか残ってるし、遺跡も残ってる。それも探索のうちに入るんですけど。
その残した文字みたいのがあって、
それを、こう、アタッチメントを入れると
線みたいのがくるーって広がって。
で、それを翻訳機にかけてくと字が読める……
どんどんどんどんこう広がって。
あの、明日『DUNE』評やりますけど、
そのドゥニ・ヴィルヌーヴの『メッセージ』って映画、
あれで宇宙人の言語ってのを
すごく変わった形で表現してたんだけど、
ちょっとそれとも通じるような……
異文化っていうか。

宇内 確かに、文明解明というそのワクワク感もね。

宇多丸 そうそう、かつてあった文明の解明感ってのも
SFとしてすごくわくわくするところがあるし。

宇内 こんな営みがこの星でされてたんだ、みたいな。

宇多丸 そうそう。あと、宇宙遊泳ってか宇宙旅行……
見た目はポップなんだけど結構シビアで。
例えば宇宙空間のど真ん中で浮いちゃうともう結構大変なのよ。
ジェットとか使ってもあんまりうまい方向に行けなかったりとか、
そういうところでやっぱ
宇宙旅行ってこうなんだなっていうのが、
もちろんすごくポップにディフォルメされてるけど味わえるんですよ。

あと、宇宙船を乱暴に着陸させると一個一個修理しなきゃいけなくなって。
でもね、それもめんどくなくて、慣れてくるとシューってこうやって。
別にリソースが限られてるわけじゃないんで。

宇内 なるほど、いくらでも使えるし。

宇多丸 あとね、「あ、空気がなくなってきた!」
ってなると所々にちゃんと木が生えてて、
その木のとこに寄ってくと酸素が補充できたりとか。

宇内 ほー。

宇多丸 あと、ジェットパック!
ジェットパック(の燃料)がないと移動もままならないんで、
「どうしよう、燃料がない!」みたいになると
今度は酸素を使って移動するっていう。

宇内 うわー、怖い! それは怖い……。

宇多丸 たまに映画でも出てきますけど、そういう風になっちゃうんで。

宇内 ありますよね、プシュ、プシュって自分の酸素使って。

宇多丸 そうそう、『ゼロ・グラビティ』なんかであったかな。

宇内 あー、ありましたねありましたね。

宇多丸 そういうのも出てきたりするんだけど。

宇内 ちょっと恐怖感もあったり。

宇多丸 そうそう、ちょっと怖さもあって。
でもやっぱりタイムループするんでそこは安心して探険もできるという。

宇内 私もやらなきゃ!

宇多丸 おすすめ!


ラストがいいゲームなので宇多丸さんと宇内さんにはなんとかエンディングまで到達してほしいなー(詰まったらヒントとか見てもいいから)、と祈りつつ、今後もアフター6ジャンクションで『Outer Wilds』の話が出てこないか注視していきたいと思います!
ちなみにPC版は現在ハロウィンセール中!
store.steampowered.com

(ちなみに、かくの如く初心者泣かせなゲームOuter Wildsですが、もし興味を持たれた方がいましたらうちのブログ内に操作のコツなどをまとめた記事がありますのでこちらがおすすめです!)

ねとらぼさんでゲームレビューをはじめました

ご縁があって、ねとらぼさんでインディゲームのレビューを中心にしたコラムを始めさせていただくことになりました。(たぶん不定期更新)

第一回はこのブログでもさんざん紹介しているゲーム『Outer Wilds』のDLC『Echoes of the Eye』です。

 

nlab.itmedia.co.jp

 

元々、誰に頼まれずとも変なゲームを遊んだりレビューをブログに載せたりすることをしていたような人間なので、お仕事になるなんてありがたいなあ……とおもっています。

まだまだレビュアーとしてはひよっこですが、とりあえず現状でもあと何本か紹介したいインディゲームの候補が決まっていて、みなさまにもよろしければブックマークとかツイートとかをしていただけますと今後の広がり的に色々助かりますので何卒よろしくお願いいたしますー。

Outer Wilds DLC『Echoes of the Eye』攻略ヒント集(ネタバレ配慮済)

宇宙探索アドベンチャー『Outer Wilds』、ついに発売になった唯一のDLC『Echoes of the Eye』。素晴らしいDLCでした。
store.steampowered.com

それはさておき、まだ日本語でまとまったヒント集というものが存在しないようなので、
暫定で作成しました。(なるべく答えではなくヒントになるようにしました)


ネタバレ配慮のために項目毎に折り畳んでありますので、
目次から悩みに応じた項目を「クリックを展開」で開いてください。
それでも悩んでいることがここになさそう、という場合は筆者の作ったOuter Wilda掲示板の攻略スレなどでも直接聞いていただけたら答えます……!


なお、現在SteamストアなどにはOuter Wilds本編+DLCのセット販売がありますが、個人的には本編未プレイの方は本編をきちんとクリアしてから『Echoes of the Eye』の部分に入ることをお薦めします。
(「深宇宙衛星」を手がかりに行ける場所からがDLCのエリアです。)
当ブログで以前に書いた本編のおすすめ設定や操作ガイドの記事はこちらです。


目次

まずDLC部分への行き方がわからない!

橋が壊れてて渡れないところにどうやったら行けるのかわからない

隠れ谷に探索できる場所が残ってる

島の塔の隠し通路に入れない

覆われた森地帯―「暖炉」が越えられない

星明かりの入り(江)のステルスが難しい

果てなき谷のステルスが難しい

パスワードが全部揃わない

遺物に光を灯す異なる方法がわからない

このDLC、エンディングはどこ?(or「終わった感が薄い気がする……」)