先日SF人狼アドベンチャーゲーム『グノーシア』を真エンドまでコンプしたので超絶大傑作だったということを書きます。
— 砂義出雲 (@sunagi) June 9, 2020
プレイ前は「人狼をゲーム化したものかな?」という程度の認識だったんですが、コンプした今、これは人狼ゲーム好きな人だけでなく、構造を含めた「ADVゲーム」が好きな人全員にプレイしてほしい大傑作だと思いました。まあ、すぐわかることですがループものでもあるので、それ系が好きな人特に。
— 砂義出雲 (@sunagi) June 9, 2020
このゲームで白眉なのは、ランダム生成で百数十回プレイする人狼ゲームそのものが、キャラクターへの印象であり、物語になっていくということ。つまり、すべてのプレイヤーに同一体験を「あえて」提供しないゲームデザインになっているということです。
— 砂義出雲 (@sunagi) June 9, 2020
なので同じイベントを通過しても人によってコンプできないCGとかある。主人公がヒロインを騙さないといけなかったり、騙されたり、下手するとイベント進行中なのに死んでしまってイベントを最後まで見れなかったりする。
— 砂義出雲 (@sunagi) June 9, 2020
わりと昔からADVゲーム内のランダムイベントには賛否あるものですが、この仕様個人的には肯定したいです。なぜならその一回性にこそ、小説や映画ではなくグノーシアが『ゲーム』である理由があり、そこに尊さが介在すると思うからです。
— 砂義出雲 (@sunagi) June 9, 2020
ちなみに僕が作中一番気に入ったのはSQちゃんというキャラなのですがあの周回で僕がああして関係を結んだSQちゃんはあの宇宙、あの瞬間にしかいないし、だからこそ忘れられない。(せめてスクショを取るぐらいしかできない) pic.twitter.com/4SeH141n7n
— 砂義出雲 (@sunagi) June 9, 2020
その代わりに1プレイを10分程度でテンポ良くし、トータルで大きなストーリーをつなぐという構成も見事。このあたり『十三機兵防衛圏』を遊んでいた時にも感じたことですが、テンポよく短い起承転結を釣瓶打ちで提供されると止めどきが見つからない! 非常に中毒性が高いゲームになっています。
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あとループものの醍醐味、恋愛要素とかもあるのですが、主人公やキャラの性別に「男・女・汎(どちらでもない)」の三種類を設定して、性別で各キャラの対応やシナリオが変わるあたりのこだわりもとんでもないです。(女好きのキャラに男でプレイすると露骨に冷たくされたりする)
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ちなみに、題材となっている人狼ゲームの基本的な考え方は不慣れな人は難しいと思うので、自分もそうでしたが人狼素人は攻略最初はこちらのサイトさんでヒントを見るのがオススメです。基本的な立ち回りが載ってます。 https://t.co/1zV7sMywrY 人間確定論理クイズとか詰将棋でしょこれもう。
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さらに言えば、このゲーム、周回して自分のレベルを上げれば発言の説得度も上がっていくので、難しいことを考えたくない人でも自然に無双できるようになる。このさじ加減、お見事です。
— 砂義出雲 (@sunagi) June 9, 2020
あと、全キャラに色んな面が見えるため嫌いなキャラがいない、音楽も結構好き、怖い展開になった時の笑っちゃう怖さ、推測できる設定がエグいのも好み、オチの解決法と後味、など褒めたい点はまだまだいっぱいあるのですが、とりあえず制作者さんへの惜しみない賛美とオススメをしたためておきます。
— 砂義出雲 (@sunagi) June 9, 2020
『グノーシア』、現在はvita版とswitch版が出てて、switch版の方が後発でイラストギャラリーの追加要素とかバランス調整とかがしてあるようです。(ただトロフィー要素はvitaにしかないのが残念)。どちらにせよ、2700円前後で買えるので満足度から言えばめちゃくちゃお買い得です。
— 砂義出雲 (@sunagi) June 9, 2020
なお、switch版はAmazonからオンラインコードで買えば現在(6月15日まで)15%オフセール中です。買うなら今しかねえ! https://t.co/wzpwRM4dgM
— 砂義出雲 (@sunagi) June 9, 2020
そんな感じで『グノーシア』おすすめツイートでした。連ツイ失礼しました。みんなもやってしげみちを吊るそう。 公式サイト https://t.co/Ml857zqkAl
— 砂義出雲 (@sunagi) June 9, 2020