ダイ・ハード4.0

んー、「ダイ・ハード」の名を冠してなかったら普通に面白いアクション映画なんだけど。
正直、「ダイ・ハード」にはもっと知能戦とか巧妙な伏線とかで、ドキドキハラハラしながら感心して最後ホロリとするような、あの衝撃を求めていたのです。『1』が自分映画ベスト5に入るほど好きな人としては、「ダイ・ハード」の名前はもっと特別なんですYO! 
伏線とかなくて、なしくずし的にド派手なアクションが続くので、とりあえず退屈はしないだろうし、頭からっぽにしてれば楽しいんだろうけど。なんかファンが作った、マクレーン刑事を使った二次創作みたい。
あとアクション(と脚本)のいろいろなムチャ振りが笑える。「そ、そんな訳ないだろう!」の連続。犯人も、あんな能力あったら、もっとスマートに目的達成できるだろう。あれじゃあ完全にアメリカ崩壊してるし(笑)
テニプリに爆笑できる人なら笑えるでしょう。映画館で笑いそうになったけど、周りが真剣に観てるから笑えなかったよ。
映画館で観て良かったとは思った。サラウンドだったから面白み五割増しぐらいになってるかもな。