Hu-Basic(MZ-700)の思い出

体調ますます悪化中です。
それはさておきはてなダイアリーに付加されたMML記法がおもしろい。


テキストで音楽が演奏できる、「メロディ再生記法」(MML記法)をリリースしました - はてなダイアリー日記
http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20071011/1192086766


ステップ入力でちまちま音階を入れるというのは、Basic言語を思い出します。
白状すると私、幼稚園〜小学生ぐらいの頃(windows95がまだ普及する以前のことです)、
父親の持っていたMZ-700というマイコンを引っ張り出してきて、ささやかにプログラミングなどをするのが趣味の一つでした。
SHARPMZ-700という機種は、8トラックミキサーぐらいの紳士淑女の方が撲殺凶器にするにも手頃な大きさと重さで、ディスプレイってか、赤白ピンでテレビに直接接続します。
そして、左上にはカセットテープ端子です。
パソコンに縁のない生活を送られてきた皆さんはカセットテープって音楽を聴くもんじゃないの、とか思われるかもしれません。
はたまたゆとられてる方はカセットという媒体の存在すら知らないかもしれません。ましてやメタルやハイポジ*1
しかし、遙か昔、パソコンの記録媒体がカセットテープで有り得た時代があったのです。それはまったく音楽用のカセットテープと変わらない、ってか音楽用のカセットテープに上書きしてプログラムを保存したりしてた。それで古いテープ使いすぎて、せっかくプログラム保存したのにテープの茶色い所がもずくみたいに出てきたら泣いたりした。
そしてYMOの曲とかを打ち込んで演奏させると結構チープで素敵なサウンドで鳴ったりするのです。
暗い小学生時代ですね。折しも時はJリーグ開幕ブームとかあったりして、表からは近所の子供たちが野サッカーに興じる声が響く中、部屋で私は「てーてーて……ここ音符短い……てーてーてー」とかやったりしてました。スキーゲームのプログラムを打ち込んで@で出来たキャラが上から流れるの見てたりした。
windows95が導入されるにつき、GUIの便利さを実感した私は、プログラミング趣味からは遠ざかっていくわけですが、今でもふとMS-DOSプロンプトを動かす必要に駆られた時があったりしても結構抵抗なくできたりするのでまあ便利っちゃ便利です。ノベルゲーのスクリプトも解析できたりするし。
慣れると世の中のことが全部IF〜GOTO構文で説明できるんじゃないかと思ったりするよ。嘘だけど。予期しないエラーばっかりだけど。
あとセンター試験でプログラミングを選択すれば数ⅢC勉強しないで済むよ。とか思ってたら今数学的要素の絶無な惨憺たる人になっている現状があるのでそれはお薦めしません。
そもそも数学とプログラミングって別の脳味噌使ってるような気がするんだけどなあ。数学ドロップアウトしたけど。

*1:とか言ってもメインは完全にMD世代ですすみません