泣かぬならNTRてみようほんとむり

とぅいたーで「NTR展開だけは無理、ほんと無理」みたいな話をしたんだよ。*1
ってのも理由があって、いまヤングマガジンに連載中の「ユウタイノヴァ」という漫画を読んだからです。
いま第三回かなんかなんだけど、やあ、これがまたひどいNTRなんだ。
幽体離脱の出来る主人公の趣味は元カノの家に忍び込んでストーキングする事で、「うむ、男の影は無いな」とか安心してたら、ある日いきなりDQNを家に連れてきてギシアン始めるんだ。
でもなすすべがなく見てるだけなの。幽体だから。
もうすごい死にたくなりました。*2
鬱ゲー、鬱漫画、鬱アニメ大好きな自分が(登場人物皆殺しなど心がおどる)
何故こうもNTRだけは受け付けないのか不思議で仕方ありません。


鬱展開は全員不幸になるから、痛い目に遭う様を冷静に俯瞰できるのに対し、和姦NTRはなんつうか、その当人達が幸せなのを見て、あー、自分いらない子なんだ、って胸が苦しくなって……。なんでNTRだけこんなに感情移入してしまうんだ。(リアル経験とかそういう事言うと身も蓋もないのでやめてあげて!)


そんなこんなで「泣きゲーとNTRゲーは同じ」という論がある事を知り。

ロリコンファル - エロゲとNTRマゾヒズム泣きゲとはソフトな寝取られゲーである−
http://d.hatena.ne.jp/kagami/20060510

これですね。あー、んー。
若干疑問を感じないでも無いですが。「泣き」と言っても、その要因は雑多だからなあ。
どっちかというと、自分が泣く時は登場人物の健気さに泣く事が大半で、「かわいそう><」とかで泣いた事は無いかもしれません。フランダースとか「ふーん。で?」っていう。
AIRのラストとか意外と冷静でした。


僕がイマすぐ思い出せる泣いた作品を挙げるので誰か分析してください。
思ったより単純な人のようだよ。


小説
『異邦の騎士』
アルジャーノンに花束を


漫画
ブラックジャック 「めぐり会い」「人生と言う名のSL」』
みどりのマキバオー
『さようなら、ドラえもん


映画
クレヨンしんちゃん 「戦国大合戦」「オトナ帝国」』
『ライフイズビューティフル』
猟奇的な彼女
ドラえもん 「鉄人兵団」』


ゲーム
まあロミオ先生
『加奈』
『家族計画』(あれだぞ、全ルート)
CROSS†CHANNEL』(そして一番。生きよう)
あと家庭用18禁ひっくるめて
MOTHER3
FF5』(ガラフ……ギルガメッシュ……)
うたわれるもの』(「おとうさん」)
Kanon』(これは認めざるを得ない)
AIR』(まあ、言うてもちょっとな)
君が望む永遠』(蛍ルートな)
車輪の国、向日葵の少女』(まな)


あれ、図らずも「泣ける作品」紹介スレになってる。

*1:NTRが解らない人にあえて説明はしないのでキーワードに飛んでくらさい

*2:その後、口直しに読んだスピリッツでも「ボーイズオンザラン」で強姦的なあれがあって更に