黒甲殻

ぐうたらした生活を過ごしていても
のうみその回転は止められないから
電車が通った架線の下で振動してるみたいに
10tぐらいある泥濘や
刃物みたいな思い出が溢れて
心が掻きまぜられて
泣く。