きもすぎて悲しみの市

本当にきもすぎて自分が厭になるってか煩悶して懊悩した末にこのエントリを上げます。
好きな人がいます。
といってもネットの話だからなんつーかこう
愛だの色恋沙汰だのそういう話じゃなくて日参してますとか一日何遍もサイト見てますみたいなことなんだけど。


その人の文を読むのが綺麗な金魚鉢に水を入れて光を透かしたのを見てるみたいに好きで、不安な心も危ない心も甘酸っぱい心も色んな事を映し出して気付かせてくれるその人の絵が好きで、全ての枠組みにカテゴライズされる事を厭うその屹立とした姿勢が、宇宙の真ん中で凜冽とした息を吐く薔薇のようでとても憧れていて。はてなを始めたことでその魂に出会えて良かったぐらいの事は誇張でなくて思っていて。


ネットでの交流って、たかが電子情報の遣り取りという側面を持つ一方で性別も容姿も関係なかったりするから、それこそ魂同士が触れ合うって事じゃないかなとか思ったりしてて、似たような指向を見つけてはシンパシーを覚えたり、趣味嗜好で同じものが好きだったら嬉しくなったり、影響を受けて色々読んだり聴いたりしたり現実社会より遙かにするのです。自分は。


で、コメントとかやりとりしたりして、はてなアンテナに入れてもらってて、
その人がアンテナを辿ってうちのサイトに来てくれただけで嬉しくなって更新頑張ろうと思ったりしてました。
それで結構、自分被アンテナ数を気にしてたりする(意外と小心者だな)ので、ある日被アンテナを見てたらうちのブログがその人のアンテナから消えてたのを発見してしまって。


もうほんと、こんな事もし自分が言われたらどんびく(かな? わかんない)
とか解ってるんだけど、


ああ、自分の文章はこの人に必要なかったんだ。


と思うと、ずーんと哀しくなって、
思いの量が全然吊り合って無かったって事に気付いて吹き飛ばされそうなくらい自分の魂が軽くなった。


何そんなネットに依存してるのとか、たかがアンテナじゃねとか言われたら完全にそうだし、アンテナをする自由もリンクを貼る自由も各人の勝手だろっていやまったくおっしゃる通りで
「なんでうちのサイト外したんですか?」とかネットで聞くほどウザきもい質問は無いし、それはもうよその食卓に出掛けて電子ジャーをいじって「炊き加減は”やわらかい”でないと駄目だから新潟米で炊きなさい」とか言うみたいな(110番な)キモさだと自覚してるんだけど
もうほんと、書けば書くほどヒステリックでテラキモスで情緒不安ティでマストダイだと頭では解っているものの止められない止まらないどうしよう。どうやって越えればいいのか。
もともとゼロだったのに。ほんと何言ってるのって感じですね。ごめんなさい。