蒲団、略奪の歴史と労働の彼此

自由を謳歌する。怠惰を賛美する。全力で。
それはあたかも蜻蛉の生命を想起させる一瞬の煌めきである。
人は私をこう呼ぶ。Not in えんぷろいめん……ええとエヂュケイションなんとかかんとか。
想像したくない。その因果を浴びたくない。
流星に捕まえられて、閉じるように、その尾を切り捨てたい。
この時間と絶望の間で反響する耳鳴りに耳朶が切断された時、微かな呻きが聞こえるとして、どこから響くのだろう?
理解は死を縮める。細胞の一欠片に、死を瞬着していく。
死とは恐らく、あるものが失われる現象ではなく、膜を張るように生を糊塗していく存在だ。