幻妖ブックブログ: 偏愛的作家館
http://blog.bk1.co.jp/genyo/archives/2007/04/post_909.php
これはすごい!
石塚公昭さんと言って、文学者やアーティスト、ミュージシャンの人形を作ってじぶんで撮影している人、らしいんですが*1その人の新刊が
澁澤龍彦に始まり、稲垣足穂、泉鏡花、村山槐多、谷崎潤一郎、中井英夫、江戸川乱歩、永井荷風、夢野久作、ジャン・コクトー、寺山修司、三島由紀夫という、著者偏愛の作家たち十二名が奇妙な空間に生動する写真作品と、それぞれの作家に寄せる著者のオマージュ、後半には詳細な制作ノートが収録されている。
なにこのギザ萌ユルスな十二人のラインナップwww
夢の競演! 時代国境も越えてるよ!
BK1の商品紹介
屋根裏部屋に潜む江戸川乱歩ほか
うはあ 超見てえwww
他の作家がどういう格好とシチュで居るのか想像しちゃうぞ。
なんて胸ときめき血湧き肉躍る一冊なんだ。
なんかこれはもうゴジラモスラビオランテ南海の大決戦的な。
お正月だよてれびくんウルトラマン仮面ライダー全員集合! みたいな。
オールスター感謝祭六時間生放送アンサーチェック優勝賞金25万赤坂二丁目ミニマラソンみたいな。
(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ (;´Д`)l \ァ l \ァ
もうたまらん。
三島先生は日本刀で闘って、鉄拳のメカ忍者っぽくコマンド入力でハラキリするんだよ。
鏡花たんは身体が弱いからくだぎつねとか出して闘うんだよ。
あ、萌ゆる……。
昔、自分はたしか
「作家とテキストは切り離して評価すべき」
なんて堅臭いことを言っていたような気もしますが
最近もう「作家萌え」もいいんじゃないかと思うようになってきた。
- 作者: 石塚公昭
- 出版社/メーカー: 風濤社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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*1:肩書きが「人形作家・写真家」。