:*:・。,☆゚'・:*:・。,ヽ( ´._ν`)ダーと一緒にスイーツ試食会ダ∋☆(v ゝ`ω・(v ゝ`ω・(v ゝ`ω・)ブイッ!

(4/2注)
この日はエイプリルフールで、このブログは「六本木OL 五本木松静香の■セレブ☆スイーツ食べ盛り!」になってたんじゃよ……



六本木OL 五本木松静香の■セレブ☆スイーツ食べ盛り!
2010-04-01

■*:*:・。,☆゚'・:*:・。,ヽ( ´._ν`)ダーと一緒にスイーツ試食会ダ∋☆(v ゝ`ω・(v ゝ`ω・(v ゝ`ω・)ブイッ! 05:28


ヽ(。・`ω´・)ノ・*:..。o○☆*゚。+゚GOOD MORNING!。+゚


六本木セレブOL(ゎら+.゚(*´∀`)b゚+.゚)の


d(・`ω´・d*)しずか♪(*b,,-`ω´-)bちゃんd(*,,・`ω´・*)bでっす♪


今日はヒルズのリストランテでスイーツの試食会だょ〜☆


ぉ友達の森ガァルのヒナchan☆、招待券を(o+゚馬路ァリガ?゚+o))○o。(p∀`●ノ.+゚*。


うちらの友情はv(・エ・o)@人@(o・エ-)v⌒☆海よりも深い!!


ソんなゎけで、スイーツゃぁっタタタタタ…(((((*。☆:・'ヽ(*・ω・)ノ*:・'゚☆゚・*:ワーイ

*~*
.。∈・^ミβ"_.:*~*:.。∈・^ミβ"_.:*~*:.。∈・^ミβ"_.:*~*:._。∈・^ミβ"


イケメン(笑)パティシエのイチゴ☆ミルフィーユからいっただっきまぁーす☆



モグモグ¥¥¥ ゚+.ヾ(*′ I `)ノ.+゚ イイジャナーイ!! (人´v`)*゚+.gοοd*゚+.


そぅぃぇば、3時にヒナちゃん☆ルンルン♪゚.+:。(o(・ω・)人(・ω・)o))゚.+:。ルンルン♪と待ち合わせのはず

だったのに、来なぃなぁ・・・・・・☆?





  ω:*:。ε(ovωvPq☆з・*゚.δηοω:*:。
・*゚.δηοω:*:。ε(ovωvPq☆з・*゚.δηοω:*:。




「静香……静香!」
ぁれ、そこにぃるのゎヒナ→chan☆?
ヒナchan☆、才匕±━━ヽ| ○´ω`|ノヽ| ´ω`●|ノ━━━ッ!!
「静香……正気に戻ってよ、静香!」
ヒナちゃんの掌が強くあたしの頬を叩いた。瞬間、世界にきちんと焦点が合う。
「あれ……? ここ、わ……☆?」
あたしの目の前にいるのは、ヒナちゃん……の声がする、全身防護服と真っ黒な球体ヘルメットに包まれた大きな人影だった。
「ヒ……ナ……ちゃん……どう、したの、その格好……ぜんぜん……森ガールじゃない……」
「静香、何言ってるの!? 森にはずっと前から人は住めなくなったじゃない!」
「え……?」
「2010年、巨大宗教団体『ケナフ de イナフ』の進めていた緑化運動、あれがまやかしだったの。連中は各地に無差別に毒素を放出する森林を植樹していったわ……その結果がこれ……この地表は、人間の住める世界ではなくなってしまった……救世主〔メシア〕である、あなたを除いて」
「あ、あたしが……救世主……」
ケナフの連中はあなたを拉致して、偽の記憶を植え付けた。私たちが、まだ、希望を持つことができたあの時の記憶を」
「ち、ちが……私は……ただの……六本木セレブスイーツ……」
「救世主<メシア>! 思い出して! あなたは、この星に撒かれた、希望の種なのよっ!」
「あっ……ぁたしゎ……そんな……ただ……イチゴのミルフィーユぉ食べに……」
「静香……そう。思い出してもらえないのなら……仕方ないわ!」
「!」
「死になさい!」
ヒナちゃんの右手が防護服の腰に掛けられたホルスターに伸びる。
それより、一刹那早く。
覚醒。あたしの神経回路網と記憶が、まどろみの霧を抜けた。
鼓膜を震わせて轟音が鳴り響く。
気がつくと、あたしの右手の中で、無意識のうちに握られた愛用のS&W M29が硝煙を燻らせていた。
「この……銃は……」
「フフ、思った通り……身体が覚えていたようね……」
ハッと我に返る。
「ヒナchan!」
どっ、と音を立ててヒナちゃんがその場に頽れる。
あたしの放った弾丸は、ヒナちゃんの球体ヘルメット、その中心を1mmも外さず打ち抜いていた。慌てて、ヒナちゃんのぐったりとした身体を抱き起こす。
「ヒナchan、 ・*:..。o○☆*゚(・ェ・人) ・*:..。o○☆*゚ゴメンЙЁ!! あたし……は……あたしは……一緒に戦ってきたヒナchanを……」
ガチガチと歯の根が噛み合わない。
自分の腕の中で、失われつつある魂を思うと、震えが止まらなかった。
「いいのよ。私は……あなたを洗脳から目覚めさせることが出来た。私の一生は……無駄では……なかったわ……が、がふっ!」
「ヒナcha→n!!!!!!」
「行って……私の命を惜しむ暇があったら……止まらないで行って……ケナフの本拠地はそこよ……。私たちの地球を……未来を……守って……救世主<メシア>……」
そして……私の腕の中で、ヒナちゃんの身体から、力がふっと抜けた。
あたしは、頭上に高く聳え立つ六本木ヒルズを見上げる。
「ここが……敵の本拠地……そうね……無駄にはしないゎ……ヒナchan……」
自分の成すべき事。成せる事。すべてが、明白だった。
「おおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーっ!!」
ビルの硝子を渾身の力で蹴り破ってヒルズ内に侵入する。
途端、けたたましく警報装置が鳴り響いた。
間もなく、そこら中の物陰から、全身黒ずくめの『ケナフdeイナフ』構成員たちが現れ、肩から提げたAK−47を一斉掃射してくる。私が寸刻先まで居たリノリウムの床が無尽蔵に跳ね回り、粉塵で周囲が見えなくなる。だが、遅い。
構成員たちがあたしを見失った次の瞬間、あたしはヤツらの前に現れる。
「パワーラッシュ・フィクサー≪六本木的暗殺真拳≫其の十二の段」
「なっ!」
ディオール・アディクトリップ・マキシマイザーーーーーー!!!」
「しぼううううううあああああ!!!!!」
寸毫の迷いも無く。
「マキアージュ・ドラマティカルジェルライナーーーーーーッ!!!」
「ぐぼおうあああああっ!!!」
敵対象の肢体を粉砕する!
「これが、ヒルズ・クオリティよ!」
気がつくと、その場に立ち尽くしている構成員は全員倒れ……奥の暗がりから恰幅の良い中年が拍手をしながらゆっくりとこちらに向かって歩んできた。
「はっ!」
「ぐふぅ、ぐふぅ、ぐふっ、貴様がメシア、五本木松静佳か。見事見事。まだ継承されていたとはな。六本木的暗殺真拳」
「お前が、親玉、『ケナフdeイナフ』の教祖、ルードヴィッヒ・山田・グレゴリアス12世……!」
「いかにも。だが……私を今までのゴミどもと同じにしてもらっては困るな……何故なら……貴様の師匠を殺しその秘伝の技を盗んだのは私だからだ。くわっ……くわーっ、くわっ、くわっ!」
「なっ、なんだとっ! 貴様が……貴様が私の師匠であり父親でもある五本木松午後壱カレー斎五反田店舗を15年前の流星雨の日に殺した犯人だとっ!」
「左様! ちなみに、貴様の生き別れの妹であり吉野屋目黒店でバイトしていた当時18歳のフルーシア・雉沼・モヘンジョ光子の目の前で牛丼大盛りを食い逃げしたのも私だっ!」
「おのれ……そのせいで妹は精神を病んで『つくってあそぼ』のわくわくさんにしか性的興奮を示さない身体になってしまった……許さない……絶対に許さないぞルードヴィッヒ・山田・グレゴリアス12世! あたしの渾身の力を込めた最終六本木暗殺奥義を喰らえ!」
「ぬっふっふ……小童めが! 返り討ちにしてくれるわあーっ! 展開せよ! ミガロルド・ファウンデーション!!」
「はぁぁぁぁぁぁ……!!!!!
つらぬけーーーーーーーーーーーーっ!!!!
マキアージュ・クライマックス・ラスティングリキッドーーーーーッ!!」








遙か太古の時代……
失われた地球と自然と求めて戦った勇猛な戦士達の伝承はここで終わっている。
後に誰が立っていたのか、誰も知らない。