最近見たテレビの話とかなんとか

今日はNHKアーカイブス手塚治虫・創作の秘密」(昭和61年)を見てました。文字通り正座して食い入るように見ました。本当に神様っていうか、漫画を書くためだけに生きた、生きたがっていた人で、その姿勢はいくら尊敬してもし足りないものです。「1時間も寝れば大丈夫です」って、ああ……何もそんなに身体を磨り減らさなくても……とかも思う。基本的に穏和な反面、人格がちょっと壊れたりしてるのを伺わせるエピソードもいい。
アラバスターの揚げ物じゅうじゅう皮めくれてグログロのシーンを引き合いに出してて、「この時の僕は心が真っ黒だったので……」って えええ アラバスター割と好きなんよ(笑)
仕事のせいで一週間に1〜2日しか家に帰って来ない旦那を待つ奥さんの気持ちを想像すると、心に緞帳が掛かったような複雑な気持ちになりますが、そういう色々な人の支えがあって神に近づけたのだと思うと、やっぱり感動してしまう。っていうかひとつの崇高な作品の為に人を犠牲にするのは、当たり前じゃん! とか思ってしまう芸術至上主義の自分はどうなのかなあ。


めぞん一刻のドラマも見たよ!
いや、ひどいな、あれ!
ひどいな! これはひどい
演技がもう学芸会っていうレベルじゃねーぞ
五代くん役の新人の顔が何代か前の体操のお兄さんっぽいと思った。体操のお兄さんとユースケサンタマリアをボウルに混ぜておもっきし攪拌した後にゴーヤチャンプルに溶かし込んだ感じだ。
でも原作はすばらしいのである。原作の台詞を聞くと、それだけでもうやっぱりグッと来てしまう。
音無のお父さんの「未亡人という言葉があるね。私は大嫌いだ。『未だ亡くなってない人』、なんてあんまりじゃないか。君は実際に生きてるんだ」(うろ覚え)
とか、ウッ・゚・(つД`)・゚・てなる。
脚本が岡田恵和だったのを見て、あぁ……と何か納得した。月曜ドラマイン*1が好きだったあの頃に見たら満足出来ていたのかしら。


TVチャンピオンの外国人アキバ王も見たよ!
おもしれー! ノリノリでヲタ芸やるアメリカ人見て、ちょっとアメリカ人見直した!
皆の衆、エキゾチックジャパンを誇れ!

*1:南くんの恋人」とか「イグアナの娘」とかやってた枠