小学館謝恩会2011

小学館の謝恩会にお呼ばれして行ってきました。スーツで。
原稿とかもあるので簡単に日記つけときます。
会場は有楽町は帝国ホテル。招待状を出して入ると広大なホールに見渡す限りの人、人、人。
小学館コミック局全体のイベントなので人がゴミのようばかりか俺がゴミのようです。くらくらしてきました。
ガガガ文庫のスペースに行きます。
渡先生を始め、ちらほら見知った顔があって安心する中、一人の作家さんぽい方に気さくな感じで話しかけられます。この気さくさはたぶん同期……? と考えて、
一分ぐらい会話を続けてから、こっそり尋ねます。
「……カミツキ先生でしたっけ?」「いえ……」
明坂つづり先生でした。
まあ、僕が一度お会いしただけで人の顔を覚えられる訳がないですね(ちょっとそこの竹槍の上に土下座しろ)。
そこに秀章さんがやってきます。その格好は、周囲が正装多めの中、どうみても田町あたりのヤンキーでした。渋谷ではなく田町でした。我々はみな違和感と恐怖にフガフガしました。
しばらくすると会場が暗くなって萩尾望都先生の乾杯の音頭で幕を開けます。生萩尾先生のスピーチにはちょっと感動。
しばし歓談。初めてお会いする組では、鳥村居子先生、大泉りか先生、日日日先生、ゆずはらとしゆき先生などと少しお話ができました。ゆずはら先生のお話してくれたプロットが自分の秘蔵プロットの一つとモロ被りしてて若干悔しさを感じたり。
明坂さんと食い物をバーバリアンしに行くも行列やばくて残ってなくて色々と諦める。
会場全体を見れば高橋留美子先生とか福本伸行先生とかいらっしゃったみたいですけど(探しに行こうぜ!とミーハー心をさらけ出すも)溢れる人ごみに何がなにやらで見つけ出す余裕なんてありませんでした。
そんなこんなでてんやわんやで何が何やらわからないうちに一次会終了。


二次会は、各部署ごとに別れて行います。ガガガ文庫のテリトリーは六本木です。(土地柄ここから業界用語を混ぜます)
シータクでギロッポンに向かってジークビーキーやってきました。要するにタクシーで会場に向かい、入り口に入るときに渡された番号札で後々籤引きをやるのでした。(要約するなら意味がないことに気付いたのでやめます)
二次会では、はてなTwitterでいくらか交流のあった有村悠さんがいらしていたので、「ここの作家でもないので……」と居づらそうにしていた有村さんと一緒に編集長の所に話を聞きに行ったりしてました。
そうこうしているうちに、籤引き抽選会が始まりました。
賞品はルンバ、ダイソン扇風機、ipad2ポメラ松阪牛など錚々たるラインナップです。いきりたつ猛者共。
僕も当然祈ります。
当たれ。当たれ。できればipadポメラ当たれ!
ま、何も当たらなかったんですけどね。
というか、見渡せば第五期受賞作家の面子だれも何も当たりませんでした。比べたら第三期は渡先生の電動ヒゲ剃りや川岸先生の電動歯ブラシやら当たる当たる……。
オーラがない。華がない。根本的に持ってない。
どんよりとしながら傷を舐め合いました。
と、そんな感じで、謝恩会終了。
二次会ですら会場の全ての方と話すことができなかったり、ご挨拶できなかったりした方がいたのは反省点ですね。
とにかく来年以降も来られるように頑張ろうと思いました。
そして籤引きを当てる。


あと、書き忘れたこととしては、一次会でガガガチャンネルの制作さんに「早く出せ! 俺を生放送に出せ!」と詰め寄ったら僕の担当さんが両腕を掴んで「だめ! この人はまだだめ! 逃げて!」みたいな流れがありました。


終わり。


   *  *  *
緊急告知!
寄生彼女サナ』ドラマCDキャスト&新情報が、12/17解禁になります!
人生のピークを無理矢理持ってこさせられているような危機を感じるというか、抗えない死を覚悟するほどの凄まじいキャスト陣になっております。今日の謝恩会でも、その情報を知っている作家さんおおむねにネチネチ嫌味を言われるほどでした。あれは地味に堪えたぜ……。
その情報は17日に日付代わり次第すぐTwitterで流したいと思いますので、みなさまチェックと拡散の程よろしくお願いします! ちなみに、詳細は12月刊のガガガ文庫折り込みガ報にも載っております。なお早売りリークの不埒者がフライングでバラしてきたとしても、そういうのは黙殺していく方向です。
あと今月のガガガチャンネルでもドラマCDに関する情報がありますのでこちらもよろしければチェックを。現状「生放送にまだ出せない作家」なので画面に映るかは解りませんが、優しいコメントなどのほどよろしくお願いいたします。みんなの思いが集まれば奇跡が起きる。かもしれない。その辺はあんまり期待するな!