夏アニメひとこと感想
とりあえず1話を見たもの。
化物語
まあ、西尾維新アニメ化な訳で、見ない訳がない。
ある程度以上の「小説読み」ならば、ゼロ年代の何処かで西尾維新の洗礼は受けているんじゃないかと勝手に思っている。というぐらいの人なんです(知らない人向け)。
シャフトの演出も、原作に負けじとエッヂが効きまくっていて、中二世代が読んだら熱狂的に絶賛する(もしくは受け付けない)というあの感覚が見事に表現されていて素晴らしい。「ぴろぴとさんのFLASH」とかを知ってたりするちょっと精神がアレな人なら興奮せざるを得ないだろう。
CANAAN
『428』というゲームは僕の大好きな作品なんですが(ていうかチュンソフトのゲーム全部好きです)、それのアニメ化ということで、まあ見ざるを得ないんですが、キャラも結構使い回してるし設定とかゲームをやってない人置いてけぼりだろうにいいのかなあ。僕はゲーム好きなので楽しいんですけど。ミノさんとマリア、面影があんまりないなあとかニヤニヤした。チュンソフ党員としてはマムルとかチンタラが一杯出てくるのも萌えポイントですね。ていうか現時点で薬付けの男たちとか意味がまったくわからん。けどアクションとかはそれなりによかった。
懺・さよなら絶望先生
なんという安定感。
原作も最近読んでなかったんで、普通に面白いわー。
それにしても今期は新房監督仕事しすぎだろ。一話の時点だと、化物語に力を入れて、余力でこっちを作ってる感じはした。が、この作品はそのぐらいの気の抜け方でいいと思う(笑)
あとオーケンの主題歌『林檎もぎれビーム』の意味をググって、元ネタは『リンゴ送れ、C』だと知り、それが結構面白かった。
うみねこのなく頃に
うーん、30分のアニメでこう流れるようにいっぱい出されると登場人物覚えらんねえよ……。ノベルゲームと違うんだから……。原作を積んでるので、そっちをやるようにします。とおもてしまた。
東京マグニチュード8.0
期待してなかったけど、良かった。
アバンが大震災後から始まることで、「さあ、平和な日常がこれから転覆するぞ、破滅するぞ」みたいなワクワク感が30分間すごかった。『エンド・オブ・ザ・ワールド』とかさ、それこそ『はだしのゲン』とかさ、平和から混沌への落差ってフィクションとしては死ぬ程面白いよな。うわあ性格悪いのか俺。
こんなとこでしょうか。視聴継続は、『化物語』『青い花』『CANAAN』『絶望先生』『東京M8.0』、前クールから引き続き『咲』ってとこかな。あと『エンドレスエイト』の再放送も。正直、みんなの反応の方を見てるほうが面白いです。