catch凝る度

心身共に風邪気味でやばく鼻汁が壊れた蛇口のように垂れ流され咽喉にはバフンウニが嵌められている感じです。


例えば僕が誰かの味方になろうと思っても、その行為自体が敵と見なされるとしたら、何をすべきか問題についてよく考える。
遠くから応援をする。匿名で募金をする。
その場合でも、あらゆる形而下行為は、第三者との摺り合わせで成り立っている。誰かを傷つけないように、僕らは誰かを傷つける。
だから祈るしかないのだ。念じる。その行為にさえ罪は発生する。
その在り処にはきっと放射線のような物が出ている。
愚かな人間は暫時処理として石棺を拵えた。その内部には世界で最も濃い怨嗟の声が渦巻いている。恐らく耐性のついたその手で掴む物は腐り落ちるのだろう。
僕は身体さえ掴むことが出来ずに震えている。