2007年の夏のおわりのハーモニー

サークルの夏合宿に行ってきた。
以来具合があまりよろしくなくて、ブログの更新をさぼてしまた。
これじゃあまるで数日間ずっとおっきしてる人みたいじゃないか。(どんだけ絶倫)
今回は演奏しないので、越後湯沢で行われている後輩たちのロックフェスを見に行く旅でした。
(8月)29日の昼に家を出て、新幹線を使うお金が勿体なかったので、鈍行列車の旅。
京浜急行某駅〜品川駅〜上野駅〜高崎〜水上〜越後湯沢と乗り継いで普通に五時間ぐらいかかった。

水上駅で撮影した。一日に六本しか電車が来ないのな。かそかな。
越後湯沢に夜着いたらバーベキューで肉焼いてたので闇にまぎれて喰ったった。なぜかとうもろこしが芯ごと皿に入ってたので、がちがちのそいつを食ったらお腹おかしくなった。弱すぎ。
ビールでいい気分に酔っ払うて、場が「鉄板を囲んで弾き語る教団」みたいになってたので、あこぎを渡されたおいらはむかし自分のやってたバンドでおいらが作った曲を弾き語りで歌ったった。そのレア度に気づかぬ若人はぽかんとしていたが同期は懐かしがっていたのでよかった。
余っていた肉を浮浪者のようにつまんでビールが肝臓で暴れ果てたころに気持ち良くなったので温泉をくそ堪能して寝た。部屋くさかった。

(写真:越後湯沢のきれいな朝霧)


次の日(30日)は朝からライブを見て、朝10時スタートで深夜5時まで演奏してるとかキチ○イなライブスケジュールになって、ナチュラルに精神がすりきれて6オクターブ上がってハイになった。心がまるでメタルテープだった。
同期でやるお祭りバンド、今回は自分が脚本を書かなかった。gdgdだった。なんできみらそんなこうせいりょくないのちょっといらいらしたううんうそそんなこといえない。
キーボーディスト本職でもないのに、何故か新人キーボーディスト(女子)に賞をあげる係になった。
おいらの事なので、初対面に近い女の子と公衆の面前で話をさせられるとかなるともうどんな顔をしてたか解らなかった。軽いセクラハによってコミュを謀った私は地獄の業火に焼かれるべきでこんど黒鍵、いやピッチベンドホイールみたいな扱いをしてもらいたい。ピッチをいじるように軟骨あたりをぐりぐりとやっていただきた(それ以上言うと銃殺刑に処す
諸々の戦いが終わったころにはもう朝(31日)が来ていたので、酒とか飲めぬかった。もうとにかく休みたかった。
ナンバガとかDMBQとかで無茶なヘドバンしてたら首が壊滅的に痛くなった上に頭まで痛くなっていたのである。「にじゅうさんさい、にじゅうさんさい」と『人間失格』の「冷や汗、冷や汗」のように呟いた。
すっかり屋内に慣れきった身体で荷物をまとめ、ホテルを出ると、夏が最後の悲鳴を上げるように熱を運んできた。
バスに乗り、サービスエリアで野沢菜をおみやげに買った私は帰って死んだ。葬儀の手筈はまだ整っていない。