capsuleの新譜が良すぎて何も手につきません。
- アーティスト: capsule
- 出版社/メーカー: contemode
- 発売日: 2007/02/21
- メディア: CD
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これはやばい。
ここ一、二年の中田ヤスタカ氏は、「お洒落ポップ」から完全に「クラブ・フロア」指向にベクトルを変えたと思うんです。他にドラムパターンを忘れたのかと思うほど芸のない4つ打ちリズムに、ベースなんか、無節操なくらいずっとTB303が鳴りっぱなしで……
でも先生そういうのが大好きです。実にまずいもっとやれ。
「いや、歌モノはPerfumeとかでやってるし」という声がそのまま聞こえてきそうな吹っ切れたテクノトラックの数々。実際、こしじまさんのボーカル曲も少ないです。歌詞カードもありません。
しかしこの曲群にはプロデュース作品では味わえない、中田氏の「本気」が非常に濃く伺えます。また、インスト曲が多くあるからこそ、こしじまさんボーカルの入ったポップな歌モノ曲が栄えるというか。
確かにまあ、ダフトパンクとかELOとかVitalicとかunderworldとか、笑ってしまうくらい元ネタ(しかもメジャー)は解りやすいんだけど、そんな次元じゃねえっす。特に2曲目の「Starry Sky」がそういう些末を超越して格好良すぎます。シンセのフレーズだけで鳥肌が立つ……
この一枚、いきなり僕の今年のベストオブアルバム候補に躍り出ました。機会があれば皆さんも是非聴いてみてください。
Capsule - Sugarless GiRL
比較的ポップ路線のアルバム表題曲。これも至高。
そういえば、同じ中田氏のプロデュース作品である、
井上麻里奈の「ビューティフル・ストーリー」も、いいです。
アニメ「月面兎兵器ミーナ」のED曲ですが、今期は、何となくこのアニメも見ています。
中身はゆるゆるでどうしようもない感じですが(笑)