第六回萌理賞参加作品 -『当世浮世風呂』

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性懲りもなく参加しました。
例によって続きを読むで続きを読めます。

題『当世浮世風呂


荒涼とした景色に張られた露天風呂にゆっくり肩を浸していると、聴き慣れた声が聞こえた。
「ご一緒よろしいですかー?」
靄の中から現れたのは、細身にバスタオルを巻いた幼馴染みの澪だった。
「混浴だー、えへへ」
澪は早速、僕が入っている湯船に足を入れようとする。
「熱いよ」
「あつっ!」
2mぐらい跳び上がった。
「ぐあー、ぐあー、爪先がじんじんするー」
「言ったのに……」
結局澪は、足だけ浸けて、湯舟にちょこんと座る。
「ん。やっぱお風呂は混浴に限るね。成くんとも、ちっちゃい頃は一緒に入ってたのになぁ……」
「それはまだ幼稚園前の話だろ」
「でも良かった、また一緒で」
「まあ、な」
「ずっと一緒だね」
澪は嬉しそうににへら、と笑う。
その時。
「あ」
澪の押さえていたバスタオルの下からぼとり、という音がした。
「あわ、また垂れちゃった」
澪は腹部の裂創からだらしなく垂れ下がった腸を、ずるずると体内に戻し入れる。
「やれやれ」
僕も左の眼球を湯で洗って、再び眼窩に戻す。
「なあ、澪」
「んー?」
「良かったな、天国には温泉があって」


わはー
やっちゃった!
黒いよ! 真っ黒黒だよ!
リミッター1段階解除しちゃった(笑)
萌理賞でどこまで受け入れてもらえるのか解りませんが、
結構当人は満足しています(笑)
当方ほっといたらR指定(及び発禁)になってしまうものでねぇ。にへへへ。
だから、id:nitinoさんが「グロ・血・ゴシック縛り」で萌やし賞を考えている、
というのを今からわくわくさん状態で待ってます。
それこそ、私の本領が発揮できる賞ではないか!
よおし、パパリミッター全部外しちゃうぞ!
ドーピングコンソメスープだ……


第六回萌理賞 まだ途中ですが