追悼・宇山日出臣さん

で、ジャンプを買いに書店に行ったんですが、
そこでダヴィンチ10月号を立ち読みして目に止まった見出しが。


「追悼・宇山日出臣さん」



一瞬書いてある内容が理解できないワタシ。


……えええええええええええええ!!


今さらの遅耳で申し訳ないのですが、先月の3日、
講談社で『虚無への供物』を文庫化し、「新本格」(綾辻行人京極夏彦氏など)を世に広めた名編集者
宇山日出臣氏がお亡くなりになったそうです。
http://book.asahi.com/clip/TKY200609050243.html


宇山氏が居なければ、
僕が『虚無への供物』や『十角館の殺人』を読む事も、
昨今のミステリの興隆も無かったのでしょう。


そう思うと、装丁の辰巳四郎氏の逝去に続き、一時代が終わってしまったのかもしれません。


些か僭越ではありますが、個人としてここにご冥福をお祈りいたします。